1円パチンコはコミュニティーのよう!
パチンコ店の経営は難しいと思います。
釘を開けて出せば客は付きますが、
儲けは少なくなります。
人件費や光熱費もバカにならない金額で、
決して儲けが上がりません。
釘を閉めて回収に回ればどうでしょう。
アッと言う間に客は離れ、これまた経営を圧迫します。
釘を触らなくても客が入っていた時期が懐かしいことでしょう。
さて最近のパチンコ店は遊びの多様化などで、
客付きは悪くなっています。
以前なら夕方にもなると空席を探すのも大変でしたが、
今はいつでも好きな機種で打つことができます。
特に朝からパチンコ店に入ると閑古鳥が鳴いています。
しかし時間が経つにつれ、
1円パチンコのコーナーだけはにぎやかになってきます。
おじいさんやおばあさんといった
高齢の人たちが入ってくるのです。
通いなれたパチンコ店で見ていると、
その人たちはいつも同じ顔ぶれです。
そして知り合い同士が、「あの台がいい」とか
「昨日は出ていなかった」という他愛いも無い会話が進みます。
一つのコミュニティ―を形成しているようです。
たいていの人は夕方を境にパチンコ店から消えていきます。
そしてまた明日も同じようなことの繰り返しとなります。